肩甲骨の整体 大円筋について
daidaiアロマ腰痛整体です。今日は肩甲骨の整体に大事な筋肉のうち、大円筋について書かせていただきます。背中には広背筋という大きな筋肉がありますが、大円筋は停止部が広背筋に近く、広背筋の腕を引く作用を補助する筋肉と言われています。
大円筋の作用は肩関節の伸展、内転、内旋と言われています。肩関節の伸展とは目の前に水平に伸ばした腕を下に下す動作、内転とは横に伸ばした腕を身体の中心に戻す動作、内旋は腕を水平に横に伸ばした状態で手首を真上から真下に戻す作用です。
大円筋の起始部は肩甲骨の下角ですが、下角から肩甲骨上部両端の中央に向けて引いたラインにあります。下角から2-3cm上です。大円筋の停止部は上腕骨の小結節稜と言われています。ざっくりですが、脇の下には骨の無い部分がありますね。そこをたどって腕の骨に触れた部分です。
大円筋は肩甲骨下部から肩のすぐ下までをつないでいる様な筋肉です。大円筋を押すと痛みが走る人とほとんど感じない人がいらっしゃいますが、ツーンとした痛みが走る様であればお時間をかけてほぐす事をお勧めいたします。肩関節や肩甲骨周りのほぐしには大きな効果を発揮する部位です。
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