前腕の整体
daidaiアロマ腰痛整体です。今日は肩こりの原因の中でも、腕の、肘より先の部分で簡単にほぐせる場所について書かせていただこうと思います。
まずは上腕二頭筋です。上腕二頭筋はいわゆる二の腕の筋肉ですが、二の腕の下半分を覆いながら肘の下の尺骨という骨に付いています。尺骨は肘と手首の間の二本ある骨のうちの一つ（もう一つは橈骨・とうこつ）です。手の甲を上にした時内側に来るのが尺骨、外側が橈骨です。尺骨の近くには小指の下から脇までを流れる尺骨神経が通っています。私は小指から肘までラインを引いた時に肘の関節のすぐ先の部分を目掛けて点圧します。ツーンという痛みが走ります。上腕筋の停止部です。
上腕筋の停止部とほぼ同じ場所に上腕二頭筋の停止部もあります。上腕二頭筋は肩甲骨の関節上結節、烏口突起という2か所から始まり、停止部も尺骨ともう一つ、橈骨と尺骨の分かれる少し先の橈骨側に付着します。
次に上腕三頭筋です。上腕二頭筋がいわゆる二の腕の力こぶ、腕の内側で上腕三頭筋が外側です。上腕三頭筋は肩甲骨の関節下結節、上腕骨後面（上腕骨後面を覆う様に広く付いています）に始まり、尺骨の肘頭、先ほどの上腕筋・上腕二頭筋の停止部より少し肘の内側に停止します。これまでの①上腕筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋は肘より少し先の部分を内側に向かって一指分ずつ点圧して行けば触れられますし、ツーンとした気持ち良い痛みが走るのでわかりやすく、ご自分で休憩時間やお仕事の合間にも簡単にできるマッサージです。肩こりから腕の疲れに効きますので是非お試しください。
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