足三里のツボ

足三里のツボ

今日は足三里(あしさんり)という経穴(ツボ)について投稿いたします。

足三里は腹痛、下痢、嘔吐など胃腸の不調、膝痛や足のしびれなど足のトラブル、歯痛、歯槽膿漏などに効くとされており、かの松尾芭蕉も「足三里」に灸をすえて、奥の細道を旅したと伝えられているほど古来より用いられてきたツボであり、更に、吐くに吐けずに苦しい時に足三里を押すと、身体にとって必要であれば、自然に吐くことができるとも言われています。

足三里の探し方は、まずは膝関節の窪みを探します。膝関節は大腿骨(ふとももの骨)と脛骨(脛の骨、2本のうち太い方)を結びつける関節ですが、足を伸ばした状態で大腿骨の一番下・膝の皿の下を触ると外側にぽっこりと窪みができます。その窪み自体も犢鼻(とくび)というツボになりますが、その犢鼻に人差し指をあて、指4本分下、ちょうど小指が当たる場所が足三里と言われています。

犢鼻に人差し指をあてて小指の先にあたる部分で、脛骨のキワですね。

けっこう強く押しても大丈夫ですし、ご自分で押せる場所です。 とても気持ち良いのでお試しください(^^♪



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