ワセリンやベビーオイルは日焼けする?〜潤いを閉じ込めるオイル〜

ベビーオイル

ワセリンやベビーオイルは日焼けする?〜潤いを閉じ込めるオイル〜

薬局などで手軽に買えるワセリンやベビーオイル。

ワセリンやベビーオイルをキャリアオイルの代わりに使ってもいいの?

ホホバオイルやワセリンとはどう違うのでしょうか。

オイルの効果もいろいろある。

スキンケア美容オイルには

・肌を柔らかくするもの

・肌の潤いを閉じ込めて肌にフタをするもの

                 があるよ。

肌を柔らかくするものは主に植物オイル


肌を柔らかくするオイルは

オレイン酸や、リノール酸が多く含まれているもの。

成分としてはリノール酸の方が肌を柔らかくする効果が高いです。

オレイン酸の比率が多いオイル

⭐️椿オイル

⭐️米ぬかオイル

⭐️シアバター

オレイン酸、リノール酸比率が高いオイル

⭐️アルガンオイル

⭐️ローズヒップオイル

またオイルではありませんが、

⭐️ホホバオイル

などがあります。

肌に蓋をするものは主にミネラルオイルなど

水と馴染む部分が全くなく、肌に蓋をする効果が高い。

例えば・・・

⭐️ワセリン

⭐️ミネラルオイル

⭐️スクワランオイル

⭐️オリーブスクワランオイル

ワセリンやミネラルオイルは肌に蓋をするオイルなんだね!

肌には肌を柔らかくするオイルと肌に蓋をするオイル、両方必要だよ。

ワセリンやベビーオイルのミネラルオイルだけだと肌への効果はどうなる?

ワセリンやベビーオイルは肌に蓋をするオイル。

なので肌の内部を潤す力はそんなになりません。

なので、乾燥している肌に塗ると逆に痒みがでたり、

肌内部で炎症を起こしている肌に塗ると炎症を閉じ込めてしまい、

痒くなることがあります。

実際、私は熱で炎症が大きくなる肌のタイプなのですが、

肌が炎症を起こしている時、お風呂上がりの熱った体にワセリンを塗ってしまい、

発狂しそうなほど、痒みがでたことがあります。

ミネラルオイルを使うメリット。

ミネラルオイルは安価で作れることがメリットです。

ミネラルオイルの原料は石油。

ミネラルオイルの特徴は石油を精製する過程で不要な油分を使用していいるので非常に安価なのです。

また品質の保持力も高いです。

ミネラルオイルは日焼けする?デメリットは?

以前は石油からミネラルオイルを作る際の精製技術があまり良くなかったため

不純物が混ざっていて日焼けするということがありましたが最近はそのような心配はなくなりました。

ミネラルオイルも精製にグレードがあります。

肌が弱い方や敏感肌、アトピーの方はより精製が高いものがおすすめです。

ワセリンの精製度としては、

ワセリン→ホワイトワセリン、プロぺト→サンホワイト

の順に精製が高くなります。

敏感肌の人はホワイトワセリンやプロペト以上のものがオススメです。


オレイン酸、リノール酸のデメリット

オレイン酸、リノール酸は劣化しやすいです。

開封後は早めに使い切ること、

保存も冷蔵庫がおすすめです。

商品によってはわざと劣化しやすい成分を取り除いているものもあるので注意が必要。

また商品によってはこの劣化を防ぐためにオレイン酸を除いたシアバターを売っていることもあるので

商品選びも大切です。

オレイン酸はアンチエイジングにも有効な成分。

でも長期保管や高温になる可能性がある船便で運ぶ商品などは

品質保持のためにわざと有効成分を抜いているものもあるのです。

せっかくならしっかり有効成分の入っているものを選びたいですよね!

安心して購入できるメーカーや業者を選びましょう。

ワセリンやベビーオイルは日焼けする?〜スキン潤いを閉じ込めるオイル〜
オレイン酸が入ったプラナロムのシアバター。暑い夏には販売してくれないことも。

肌の内部までアロマを届けたい時はキャリアオイルを使う。

肌にフタをするオイルは逆にいうとキャリアオイルにはならない

アロマクラフトを作る際、オイルにアロマ精油を入れて美容オイルを作ることがあると思います。

ここで気をつけたいのはアロマ精油はキャリアオイルに希釈しないといけないということです。

肌にフタをするということはアロマ精油も肌表面で止まってしまうということです。

アロマ精油は肌の表面にも作用してはくれますが、真皮層までの作用がなくなってしまうので

せっかくアロマ精油を入れるならキャリアオイルで希釈したいですね☺️

キャリアオイルとは

アロマオイルを肌の内部(真皮)まで届けるオイルはアロマ界ではキャリアオイルと呼ばれます。

ホホバオイル、スウィートアーモンドオイル、コメヌカオイル、ローズヒップオイル、マカダミアナッツオイル、アボカドオイルなど。

キャリアオイルじゃないオイルとは

逆にアロマを肌の内部に届けないオイルは石油由来の肌に蓋をするオイルです。

コチラは逆に保湿の最後に塗るといいですね。

ワセリン、ミネラルオイルでできたベビーオイルなど。

アトピーに使えるオイル

アトピーに使えるオイルとは

一般的に効果の高いオイルは肌に与える効果も大きいので、

敏感になっているアトピー肌には刺激になることがあります。

逆に肌にフタをするオイルは肌を保護する効果は高いですが肌内部への効果は

低いので刺激は少ないといえます。

しかし、肌にフタをするオイルだと、特にお風呂上がりなどは肌に熱を閉じ込めてしまって

アトピーのかゆみが出てしまったり、炎症を閉じ込めてさ痒みを増発させたりすることもあるので

注意が必要です。

かといってもし、水分を肌に閉じ込める力が弱っている場合、

肌に蓋をしないオイルだけだと塗った側から乾燥していくことになります。

美容オイルは効果も成分も様々

また、アルガンオイルは肌がとても敏感になっている時も私は使うことができましたよ☺️

肌に合ったものを選びましょう😀

橙アロマ

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